湘南信用金庫は不動産担保ローンを取り扱っている？

所有している不動産を活用して、まとまった資金を準備したいと考えていませんか？

マンションや戸建て、土地などの不動産を担保にすることで、無担保のローンよりも有利な条件で借り入れできる可能性があります。

身近な金融機関である信用金庫で不動産担保ローンを扱っているのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。

ここでは、「湘南信用金庫」の不動産担保ローンについて、限度額や金利といった具体的な条件を中心に詳しくお伝えします。

不動産を担保にすれば、高額な融資を長期間で返済できる可能性がありますよ。

個人向けと事業者向け、それぞれの内容を分かりやすく整理しましたので、ぜひ参考にしてください。

湘南信用金庫では、不動産を担保とするローン商品「新ワイドローン」を取り扱っています。

これには個人向けの「消費性資金」と、法人・個人事業主向けの「事業性資金」の2種類があり、目的によって使い分けることができます。

どちらも不動産を担保にする点は共通していますが、利用できる方や資金の使いみち、融資条件などが異なります。

個人向けは住宅購入や教育資金、リフォーム費用など、事業目的以外の幅広い用途に利用可能です。

一方、事業者向けは店舗改装や設備投資、運転資金など、事業の成長を支えるための資金として活用が想定されています。

不動産担保ローンを利用したい理由は人それぞれです。

「急な出費でまとまった資金が必要になった」「事業拡大のために設備投資をしたい」「複数のローンを一本化して返済を楽にしたい」など、様々な事情があるでしょう。

ご自身の目的がどちらに当てはまるか確認し、最適なプランを選ぶことが大切です。

まず、個人向けの「新ワイドローン（消費性資金）」から見ていきましょう。

このローンは、まとまった資金が必要になる様々なライフイベントで活用できます。

ココがポイント

このローンは、最長50年の長期返済と最大2億円の高額融資が大きな特徴です。月々の返済負担を抑えつつ、ゆとりのある計画を立てられます。

具体的な商品内容を表に整理しました。

新ワイドローン（消費性資金）商品概要

金利や期間は申込時の審査で決まるため、あくまで目安として考えてくださいね。

別荘の購入資金や、複数のローンを一本化する「借り換え資金」としても利用できるのは嬉しいですね。

また、団体信用生命保険に加入できるため、万が一の際にも安心です。

次に、法人・個人事業主向けの「新ワイドローン（事業性資金）」についてお伝えします。

事業の拡大や安定経営を目指す上で、資金調達は非常に重要な課題です。

「事業用の資金を確保したいけれど、どこに相談すれば良いか分からない…」とお考えの経営者も多いでしょう。

このローンは、店舗の新築や設備購入、運転資金など、事業に関する幅広いニーズに対応しています。アパート経営や賃貸ビル建設のための資金としても活用でき、長期の運転資金として経営の安定化にも繋がります。

事業者向けローンの詳細を表に整理しました。

新ワイドローン（事業性資金）商品概要

項目	内容
ご利用いただける方	法人または個人事業主で、代表者の年齢などの条件を満たす方
お使いみち	自由（店舗新築、設備資金、長期運転資金、アパート建設など）
ご融資金額	100万円以上5,000万円以内
ご融資期間	最長50年
担保	不動産担保
返済方法	元金均等割賦返済または元利均等割賦返済